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ゆり8歳のこころ        7歳から詩や文を書くのが大好きな、現在小学3年生のゆりが書いたものをそのままのせています。コメントも本人からのものです。


by poetyuri

ゆいちゃん

夜、パパが帰ってきて言った。
「お友だちから手紙だよ。」
「えっ、本当?」
すぐに手紙を開けてみた。

ふうとうにはゆいちゃんの名前。
わたしの大好きな一番の友だち。
今は千葉に住むゆいちゃんの手紙には
「今度、仙台に行けるよ。
ゆりちゃんに会えるなら
宿題もがんばるよ。」
うれしかった。
言葉にはあらわせないほどうれしかった。

一年生、入学したばかりで
毎日ドキドキしていたころ。
知っているお友だちも少なかったクラス。
その中にいたのがゆいちゃん。

知り合ったのはエレベーターの中。
同じマンションで、同じクラスで、
さっき会った子だ!と、友だちになった。
それからぐんぐんなかよくなって
たまにはけんかもしたけれど
すぐにごめんね、ってなかなおり。
何でも言い合える友だちだった。
二年生の夏までは。

とつぜん決まったゆいちゃんの転校。
落ち込んだ。
のこされた少ない時間を
ギリギリまで毎日遊んだ。
でも七月二十三日、
ゆいちゃんはとうとう行ってしまった。
かなしさとくやしさでわたしは泣いた。
ずっとずっとさみしくて、
楽しいな、とさえ思えなかった。
いつもどこかさみしい気持ちで
二年生を終えた。

三年生になった今のわたしも
ときどきゆいちゃんのことを考える。
「ゆいちゃん、今何してるの?」
答えは返ってこないけれど…。

わたしにとってゆいちゃんは
かっこよくて何でもできて
何よりゆうきをもっている人。
クラスでけんかがあったりすると
「やめなよ。」
と言って止めていたゆいちゃん。
できなかったさかあがりを
何度も何度も練習して
できるようになったゆいちゃん。
そんなゆいちゃんのすがたをみて、
わたしも、、もっとゆうきをもとう、
いろんなことにちょうせんしようと
思うようになった。
今のわたしは前よりがんばっているよ。
べん強、ピアノ、プール、習字…。

もうすぐやってくる。
大親友とまた会える日が。
今のわたしを見て、
ゆいちゃんはどう思うかな?
# by poetyuri | 2006-08-28 09:33 |

ポップコーン

はじめてポップコーンを作った
おなべにしお・干しとうもろこし入れて
ふたをする

パン!パン!パンパンパン!!!
はじけたけど…
こげてる!!!

二回目
しおと干しとうもろこし入れた
ふたをした

パパパン!!!パンパンパンパパン!!!
ふたをとってみた
せいこう!!
バターかけて
いただきます!

あーあ、もうなくなっちゃった
# by poetyuri | 2006-01-16 18:02 |
【あらすじ】
きつねの子が、くまの子とうさぎの子と、紙ひこうきをとばします。ところが、ひこうきをとばしたとき、目にゴミが入って、紙ひこうきがどこにいったのか、分からなくなりました。しばらくして、クルミの木にかかっていた紙ひこうきを、うさぎの子とくまの子が見つけてきてくれます。それから、その紙ひこうきが、きつねの子のたからものになりました。

【ここがおもしろいよ!】
一カ月たって、きつねの子はまたのはらへ出かけます。大切な紙ひこうきをもって。紙ひこうきがどこまでとぶのかワクワクです。森山京さんの本では「つりばしゆらゆら」や「あの子にあえたら」などがゆうめいですが、わたしが二ばん目にすきなのは、「ぼくだけしってる」です。図書室にもおいてあるので、ぜひ読んでみてください。

*「たからものとんだ」という本を紹介する文を授業で書いたそうなのですが、寄稿したところ仙台市の子ども読書ホームページというところに掲載して頂きました。
# by poetyuri | 2005-10-07 13:41 | 作文
今日は学校からかえるまえもかえったあともずーっと雨。
かえってきてからふっとベランダを見ると
なんとなく、いつもよりちょっとちがって見える。
だってね、みーんなでおしゃべりをしているみたい。

うちは、ツリーたちがあるほうと、
アップルミントっていうミントがあるほうで
AグループとBグループにわかれているみたい。

それでね、Aグループのかぼちゃのおくさんが、
右がわのほうにせいいっぱい体をのばして、こんなこといってるみたい。
「今は雨ね。でも、あしたはどうかしら?」
ビオラの子どもたちがはげまします。
「大じょうぶだよ。明日はきっと晴れるよ!」
それで、いっしょうけんめいとうめいのてるてるぼうずをつくりながら
「あした、てんきになーあれ!!!」っていってるみたい。
「そうそう。はげましはげまし。」
とツリーのリーダーがいいます。

Bグループでは、すごいきょうそうをしてるみたい。
「わたしが一ばん!」とレモンバームのおねえさんがいいます。
「わしだって、まけてはおらんぞ。」
となすのおじいさんがいいます。

あなたのうちでもこんなことあったらおもしろいんじゃない?
こんどはっけんしたら、おしえてね!
# by poetyuri | 2005-06-27 18:38 |
*このお話をゆっこさんへ
さきちゃんシリーズ⑤

うふっ♪あたし、すごーくラッキー!
だってね、今日、すっごくすっごくいいことしたから
ごほうびに、アニメだけのあたしようのテレビ
かってもらっちゃったんだ♪

しかも、7チャンネルに、メロンパン王国っていう
ちょーかわいいばんぐみがあるの。
私、メロンパンがますますだーい好きになっちゃった!
ごきげんでメロンパン王国をみていたときです。

「ねぇねぇさきちゃん、あたしのことおぼえてる?
今日あたし、メロンパン王国へいくのよ。」
うしろをふりかえると、あーっ!マジョリンちゃん!

「えーっ、でも、ゆめの中であったんじゃなかったっけ?
マジョリンちゃんほんもの?セラちゃん知ってる?」

「それがね、あたし、さきちゃんとおなじゆめをみちゃったのよ。
だからセラちゃんもしってるわよ。」

「えーっそうだったの。でも、メロンパン王国ってほんとにいけるの?」

「ええ。でも、はいるのに3つのじょうけんがあるのよ。
・メロンパンが大すき。
・メロンパン語がしゃべれる。
・あかるくかわいい」

「えぇっざんねん!メロンパン語はできないけど
ほかはぴったりよ。」

「あたしもよ。だからメロンパン語がしゃべれる人からちょっとならおうと思って、
さがしてたの。」

がくっ。っていうかほんとにそんな人いるの?
でも、わたしいいました。

「ねぇ、メロンパンがすきな気もちが100%だったら
つれていってもらえるかもよ。
だって2つはOKだもん。
あたし、メロンパングッズをいっぱいもってるの。」

「きゃっさきちゃんあったまいいー!
ほんとにそのとおりね!」

えへっ、うれしい♪いそいでメロンパングッズをとり出しました。
メロンパンクッション、コップ、トートバッグ…これくらいもってけばいいわよね。

ほうきでしゅっぱーつ!
いっぱいいます。まじょ、にんげん、うちゅう人…

おじいさんメロンパンがいいました。
「メロンパン王国へしょうたいされるものはきまった。
そこにいる、マジョリンとさきじゃ。」

えーっ!うそーっ!
しんじられなーーーーい!

「ラッキー!」
「ほんと♪メロンパン語もしゃべれないのに!」
そのとたんまわりからブーイング。

でもおじいさんが
「メロンパン語がわかるまほうはかんたんで、わしにもかけられる。
それに、かわいいというのは、子どもだけじゃ。
大人は大きいからつれていかれん。」

やがてブーイングが止まったあと
わたしとマジョリンちゃんは、メロンパン王国へ。
うわぁ!すっごいすてき!

ところが!あるくとでこぼこみち。
それに、おみせはぜーんぶ
「まじょの子どもとにんげんの子どもはきけんです」
ってかいてあるし、レストランはぜーんぶただのメロンパン。

ところが!レストランをぬけ出たあと
すてきなこうえんがありました。
かんばんに、まわりのおかしはぜんぶたべほうだいだって!

いっぱい食べたあと、マジョリンちゃんが
「じゃあね。さきちゃん」
といってゆびをひとふり。
するともううちのまえ。

うーん、またあのこうえんにいきたい。

<あとがき>
さきは、このあとおこられたとおもいます?
おこられましたよ、たっぷりと。
だって、いっぱいむしばになったのですから(笑)。

ところで、マジョリンはおこられたんでしょうか。
ちがうのでしょうか。
あとは、じぶんでつづきをつくってみませんか。
ではまたこんど。
# by poetyuri | 2005-06-15 20:03 | おはなし