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ゆり8歳のこころ        7歳から詩や文を書くのが大好きな、現在小学3年生のゆりが書いたものをそのままのせています。コメントも本人からのものです。


by poetyuri

さきちゃんとうみの宝さがし

さきちゃんシリーズ④

わたしね、うみにでも行って宝さがしをして、有名か大金もちになりたいな。
そう思ったときです。

「ねぇねぇさきちゃん。これからあたし、うみの宝さがしにいくの。
いっしょにいかない?」

えーっだれ?
ふりかえると、女の子。
そのうえ黒づくめで黒いとんがりぼうしに黒マントに黒いふく。

「えーっあなただぁれ?
どうしてあたしの名前知ってるの?」
わたし、思わず言いました。

「わたし、まじょよ。まじょのマジョリンよ。」
わっかわいい!

「ねぇ、さっそくいこうよ。」
「ちょっとまって。ふしぎのうみ!!!!」
マジョリンちゃんがそういったとたん、にじ色のうみへ。
マジョリンちゃんが言います。
「ここがふしぎのうみよ。」

さっそくうみへ入ると、なんと、いきができる!
それに、しょっぱくない!

まずは人魚さんの大いわへ。
きれいな人魚さんは、やさしそうな人がいっぱい!
あ!わたしたちくらいの女の子がきて言いました。

「わたし、セラっていうの。ねぇ、おともだちになりましょうよ。」
「きゃっかわいい!わたしはたかはしさきよ。」
「あたしはまじょで、マジョリンっていうのよ。」

それでみんなで宝さがしで、6じかん、いや、8じかんくらいしたころ、セラちゃんが言いました。

「きゃっ見て見て!!!宝ものよ!」
えーっ、うそ!
もどってみると、ほんとに宝ばこ。
あけてみたら、ほうせきや、お金がざっくざく!!!

「ねぇ、もちかえりましょうよ。」
「そうよ。大金もちになってやるわ。」
わたしとマジョリンちゃんが、ゆうきりんりんで言うと、セラちゃんは
「やっぱりやめましょう。
これ、きっと、人魚の国の宝ものよ。」

はっ!!!
ゆめだわ。
でもね、やくそくしたんだ。
また、かならずあおうねって。
by poetyuri | 2005-06-09 09:56 | おはなし